北陸エリア代表決定戦/赤青ミッツァイル/調整

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11/23に北陸エリア代表決定戦が開催されました。
戦績は人生2度目の1-5でメンタルぶっ壊れ。
リストを渡した身内が4位になっていなかったら
相当引きずりながら帰路についたと思います。

今回も出来るだけ時間はかけて回したので
しっかり書いていこうと思います。

▫準備

主に調整グループの4~5人で準備。
今回の個人的なテーマは「最適なリストの作成」

北陸エリアを選んだ理由ですが、初回なので
メタゲームの理解が進んでいない可能性から
多様なアーキタイプと対戦することを考え
まずは強いアーキタイプを理解する事。
そこからそのアーキタイプの最適解を持つ事。
今まで初回のエリア戦を体験した事が無く
基本的にはメタゲームが維持されるのか多少の
変化が起きるのかでアーキタイプの選択を
していたので、そこに縛られないのは魅力でした。

▫調整開始時のメタゲームの考え方

「ミッツァイルが強い」

理解度はこれぐらい浅い状態でした。
取り敢えず2ブロックの入賞リストを見ると
メタカードであるラッキーナンバーを使用する
アーキタイプはそれなりに勝っている。
今回で言うと青黒ハンデス辺りです。

という事でミッツァイルに勝てるアーキタイプ
探しつつもしっかりミッツァイルを採用した
アーキタイプも調整する事を意識しました。

▫調整~初期~

BOXの新規はちょこちょこ出ている状態です。

まず2ブロックってどんなアーキタイプがあるかと
言うのを書き出していく事にしました。
この時に出てきたのは以下のアーキタイプ

▫赤青ミッツァイル
▫シータミッツァイル(t白andJ含)
▫赤白ミッツァイル
▫青魔導具
▫赤単バルガライザー
▫青黒ハンデス
▫赤青覇道
▫白単サバキZ
▫黒単オーラ
▫バラギアラ
▫青緑ジョラゴン
▫トリガービート

ここからまずは赤単バルガから触る事に。
白入りのシータミッツァイルと回してみました。

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※3tフレアバルガを投げた時

俺「ごめん皆もう結論出たわ。」

バルガから繋がれば勝てるし捲れなければ
その時点で負ける。
OGUが強いかどうかで少し話し合いになったので
多分これは同型を見る役割の方が強いけど
赤で染めたいなーということでゴーワンを
積むことにしました。同行者の1人が殆ど調整を
せずにいましたが引きが強いっていうのが
僕らの評判だったので1人にはこのリストを
使ってもらう事にしました。

▫赤単バルガライザー(北陸エリア4位)
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ハジケロ4ってどうなのよ?と指摘はされましたが
バルガから捲れる母数増やしたいって言ったら
皆受け入れてくれたのでこのままになってます。
GRはマシンガントークを採用しています。

基本的に横並びのプランが取れなければ
3tフレアバルガでお祈りをするので対話が無い。
ここから赤単が何に不利なのか相性確認。

▫vs赤青ミッツァイル

相手も早いタイミングで動くので横並びで
悠長に待っていると負ける。3tフレアバルガからの
運ゲーの要求が他アーキタイプよりも高い。
バルガ側の勝率は40%ちょっと。

▫vsシータミッツァイル

赤青ミッツァイルよりはタイミングが遅い事と
相手がラッキナンバーの宣言で想定することが
多いので宣言から外れてもバルガライザーが
盤面に割と立ちやすい。途中で捲りが弱くても
2コストがちょこちょこ並ぶだけで相手は
盤面を処理しきれないのでバライフからの
ゼンノー以外にはバルガ側が対応出来る。

▫赤白ミッツァイル

バックラのキャスト率にもよるがフレア末法など
メタクリをどかしながらバルガに繋がったり
ゴーワンがメタクリを処理したりするので
48回試行してみて36-12でバルガライザーが勝ち。

▫青黒ハンデス

横並びのプランを取りづらい代わりに結局
3tフレアバルガでテックが絡まないと負ける。
バルガ側後攻の時に審問を撃ったら逆に
2コスト抜いたせいでバルガ側が手札を1枚
消費する必要が無くなってしまうなどが起こり
ハンデスで抜けるか抜けないか。抜けなかった時に
相手の捲りが強いかどうかみたいなゲームが
多かったので試行回数の記録は忘れてしまったが
その時言葉で出たのは60%あるかどうかぐらい。

▫青魔導具

1番踏むか踏まないか勝負。唯一バルガ側の
捲りが強くてもひっくり返せる気がした。

不利っぽい赤青ミッツァイルにも40%ちょいなら
赤単は第1候補なんじゃない?という話も出ました。
ただ、本戦では1度も負けが許されない事と
この対面勝率って有利不利で出る勝率じゃなくて
単純にこっちが捲れるか捲れないかで出てる
勝率だろということで僕は否定的でした。

ここで一旦赤単の調整を中止して青黒ハンデス
相性を確認することにしました。

▫調整~中期~ ミッツァイル以外

青黒ハンデスの調整に移行する前にオーラだけ
触ろうってなったんですけどあのヴォガイガみたいな
やつBOXじゃなくて新弾だったので没でした。
体感シータに全然勝てなくて赤青に少しだけは
勝てるみたいな所で終了しました。

▫青黒ハンデス
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リストはかなり甘い気がします。Codeとかも
採用してたんですけど全然使わないからって
不採用になりました。以下相性に対して記載。

▫赤青ミッツァイル

初期の頃はザパンプを採用していた関係からか
赤青に対してはガンガン取れる。ただここに
スッポンジトムが採用され始めてから3t目に
トルネードされてペチペチ殴られてウォーターを
盤面の処理に使ってしまう事が多くなる。
ハンドを枯らしてもトップのミッツァイルから
また殴られ始め、不利では無さそうだがペチ負けが
多すぎてわざわざ使う意味が無さそうと判断。

▫シータミッツァイル

試行回数は20回程度。まったく勝てない。
ナンバーを連打してウェイブが出て~っていう
理想的なムーブを常に続ける必要があり
先にこっちのリソースが尽きることもしばしば。
相手は天啓からバンバン回復する事もあったり。

▫赤単バルガライザー

※赤単の相性記載を参考にしてください。

「青黒ハンデス弱いよこれ。」
誰かが言った時に自分達は調整をやめました。
返してもそこからこっちの盤面に出来ないし
赤採用してクローシスにするか白積んで
フィニッシュカード探すかという話には
なりましたが、赤にしても白にしても
そのパワーカード以外採用できる枠は無いし
何よりも時間が無いという事で
ハンデスの調整はこの時点で終了しました。

加えてミッツァイルを除いたアーキタイプの調整は
上記2種以外は殆ど回すこともなく終了しました。
ミッツァイルに勝てなさそうやん!みたいな考えが
良くなかったと思いますが時間も足りませんでした。

▫青魔導具
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取り敢えず耐えて耐えてデイヤーでワン狙う
イメージを強めたけどちょっと回してボツ。

▫調整~中期~ 各種ミッツァイル

並行して触っていたミッツァイルですが
シータは他メンバーに任せて自分はひたすらに
赤青と赤白のミッツァイルを触っていました。
シータに関してはループ型とJ型のリスト作成が
永遠と続いていたのでここでは記載しません。
赤青と赤白の記載だけします。

▫赤青ミッツァイル

ヤッタレマン採用のリストが出てきたので
ここだけずっと回していました。スコーラーや
マキシマムの代わりに採用出来るカードが無いので
フィニッシュがミッツァイル単体の突撃に
依存していた事から物凄く不安な状態だったので
使用候補から外す流れが出ていました。

▫赤白ミッツァイル

通常のサプライズホールがタップするGR呪文に
変わっているぐらいで殆ど既存のリストと
代わりがないということで第1候補にこの時点では
なっていましたがシータミッツァイルにあまりにも
勝率が悪い。バックラを毎回引かれているからとか
そういう問題じゃないだろうという事もあり
展開を重視してミッツァイルで突っ込む方に
寄せていくことを考えて回していました。

▫赤白ミッツァイル(構想段階)
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当時の第1候補。

▫赤白メタリカミッツァイルf:id:YuunagiUnagi:20191124231633j:plain

見たら分かるんですけど、もう何したいか分からん。
最初の通常構築の時に近い方が強かったかなと
思った所でこのアーキタイプの調整は中止しました。

そしてエリア1週間前、僕は2ブロックに時間を
割きたいと思わなくなってしまいました。
どこまでいってもブン回りで負けだしあまりにも
くだらないと思う要素が増え続けていると
文句だけ言い始めます。そしてそんな中で
ダンダルダの情報を確認しました。

▫調整~後期~

赤青ミッツァイルにラッキナンバーが採用出来ると
1人で興奮し始め急いで調整を再開。
ここからどのアーキタイプにも勝てるような
リストにしていきたいと考え始めた時に
チラつくのは初期から使用候補となりつつも
そのあまりにもプレイの介入の無さに敬遠した
赤単バルガ。このアーキタイプだけは捲りが
強かったとしても負けたくないとなって
受けのカードを模索し始め、ザパンプ型から
採用していたパーフェクトウォーターを復活。

▫赤青ミッツァイル(ザパンプ発表後)
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青黒ハンデスにまったく勝てなくて没。
元々は赤単バルガの後攻2コスをザパンプからの
ウォーターで戻せばもう1t貰えるやんみたいな感じ。

▫赤青ミッツァイル(直前)
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対面を見た瞬間にルーターを2回撃つプレイに
切り替えてウォーターを待つ。ダンダルダを
採用する事によってナンバーもウォーターも
マグナも何でも撃ててハンデスは中期の頃に
分かっていたスッポンジトムで補う。
赤白のメタクリも赤単の大型システムも
ウォーターで戻してこっちが決めきる。

これが1番強いリストだ…と力尽きた3日前に
回していた時に考えていた懸念点を指摘されます。
「これナンバーとウォーターかなり埋めない?」
まあナンバーは埋まっても良いと思っていたんですが
ウォーターだけは確かに埋めたくないカードです。
最大枚数を使用出来なくてなおかつ受けにしか
使わないカード。これを無理に採用する必要は
ないんじゃないかという意見になったので
官兵衛に切り替え、ジョー星からのミッツァイル
着地を目指す方に最終的に切り替えました。

▫赤青ミッツァイル(使用リスト)
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※ミッツァイルは4枚採用しています。

GRはショッカー2枚を推されシャッターを切る事に
懸念はありましたが、なんだかんだ綺麗な
リストになったのでエリア戦に臨む事に。

シータミッツァイルは最後まで身内に任せましたが
既存のシータはJシータに対してマグナの採用枚数
などの事から勝ちやすいと言っていたので
リストは殆ど変わらずにループ型にしてました。

▫北陸エリア代表決定戦

1回戦 青赤緑Jミッツァイル ×

緑を置いた状態でハナコを出されなんだこの
リスト!?ってなった所でナンバーから
1t遅延される。首傾げててナンバー無さそうだし
次のターンで勝ちか…と思っていた所で
マグナ。マリゴルドとパッパラが捲れてしまい
マナドライブ6からバングリッド。マナから
ミッツァイルが降臨して殴られて負け。

2回戦 青黒ハンデス ×

審問ブレタブレタ。スッポンジトムが立ったので
回復出来るーと思ってた所に相手もブレタを
空撃ち。なんとかなるか…と思ったらイグゾーストが
2回トップしそこからウェイブナンバーゲオルグ
立って来たので盤面ぶっ飛んでそのまま負け。

3回戦 赤白ミッツァイル ○

ゼリー、トム、官兵衛ジョー星からミッツァイル。
ショッカーで3コストを戻しながらアタックしたら
仰ぎで全部止まる。相手がショッカーの効果を
忘れててミッツァイル出した時に上からは
ソニーソニック。返しにショッカー3指定で勝ち。

4回戦 赤単バルガライザー ×

フレアめちゃくちゃ埋めるからラッキーって
思ったら永遠に出続けるこたつむり。
ライザー出てきて捲りが弱いのでターン返るも
ナックル警戒でナンバー3宣言からダンダルダの
マグナでパッパラとシャッターを捲る必要が
出てきて捲れずにそのまま投了。ナンバー撃たないで
マグナ2回撃つ選択もあったのでひよったかも。

5回戦 赤青黒ミッツァイル ×

ブレタブレタからスッポンジトムで10枚ぐらい
カード引いても見えないミッツァイル。
相手リソース尽きてるのに自力でラッキナンバー
3回引かれて最後にウェイブから天啓。
ミッツァイル召喚されたところで投了。

6回戦 赤青ミッツァイル ×

相手のゼリーハナコ官兵衛ジョー星ミッツァイル。
ショッカーで3を戻されこちら何も出来ずに
そのまま相手のミッツァイル2を見届け投了。

▫終わりに

1-5で僕のエリアは終了。
負けた時に別のアーキタイプ使えば良かったとか
もっとこういうリストにすれば良かったとか
考えたりはするんですけど、今回はあまりにも
相手の良い動きへの印象が強すぎて不完全燃焼。

反省点はチューニングのみ実施した事。
既存の構築で回し続けゲーム性を否定するなら
色を増やして回すとかだけでもやるべきでした。

もう1つは僕がシータミッツァイルに時間を
割かなかった事。1番時間がかかる所から
逃げてしまった事が分かります。

なんだかんだ使用者が多かったのも僕らが
弱いと判断していた青黒ハンデス
頭抱えました。ええ。

3tフレアバルガ▶ATブランド▶ATヴァイカーと
やってベスト4を決める身内を見ながら仲間が勝って
嬉しいという気持ちと1-5してる俺はなんなんだと
嫉妬する気持ちで当日は普通に狂ってました。

ミッツァイルが強すぎてどうしようもないわこれと
思う気持ちが無かったとは言いません。
そして赤単バルガライザーというアーキタイプ
かなり初期段階で勝てる部類だというのは
理解していました。

どうしようもないという気持ちが
ちらついていたのにも関わらず赤単バルガライザーを使用しなかったのはバルガからフレアが捲れて
負けた時に正解かも分からない自分の調整時間が
全部無駄になると余計な考えを持ったからです。

…というわけで関東エリアとジャッジエリアに
出場する身内もいるので僕の2ブロックは
まだ終わりません。いや出来る事はあるかは
分からないんですけどね。
今シーズン自分でやれる事は殆ど無いですし
周りが勝ってくれる事が1番今モチベーションが
高まる気がします。応援してえ~

というわけで今回の調整録はここで終わりです。
最後まで呼んでいただいた方がいましたら
ありがとうございました。
今後エリア戦を控えた方々の調整材料に少しでも
なってれば良いなと考えています。

最後になりますが、今回のエリア戦で関わって
いただいた全ての皆様に御礼申し上げます。
有難う御座いました。