あの頃マッドネス

構築を紹介するのではなくどうやって対策してたか

過去の話ばかりで申し訳ないのですが
気になったので書きます。

EM環境だと日本一決定戦で1人使用者がいて
レギュラークラスでエリア優勝が1人いました。
全員でキリコ使って店舗予選に臨んだ際に
初週、新潟で権利を取ったのがマッドネスってのも
あってこれどうやって勝てばいいんや?って
なってました。結局使用者は多くなくて
コアクラッシュを積む話もどこかに行きましたが。

■当時のマッドネスの特徴
マッドネスという特性上、必ずカウンターで
勝つタイプではあるのですが、それを仕掛ける
ルートが何個かありました。

1.ヒャックメーを踏ませる

2.アントワネットを相手ターンで破壊する
①超鯱城を使って破壊する
ハヤブサマルでアントワネットを対象にする。

主にこの2つがパターンです。
殴って貰わないとしんどいのでここに
ファントムベールや強制突撃を唱えることで
誘導させてカウンターするって感じですね。
ベイビーバース→ギャスカもあります。

ヒャックメーとアントワネットが多色ですし
置き換え効果は連鎖しませんから王を立てても
普通にバイケンが飛んで死ぬんですね。
当時はサンフィストも積まれてたのでバウンス4と
ブロッカー4で取り敢えず8体の攻撃は止める事が
可能でした。

■対策

盾破壊はピンポイント過ぎましたしガジラなどは
PGが店舗予選前に制限になった事から使用率は
下がっていました。途中でマッドネスが消えたから
皆無視してただけで結局しんどかったんですよね。

当時やってた対策としてはLO待ちだけでした。
打点をたくさん用意してのフルアタックは
記憶にありませんし、あるとしたらハンデス
わざとマッドネス持ちを抜いて除去してた感じです。

■当時やってたやつ

さっさとヒャックメーを踏んでそこからゲームを
始めるっていうのは置いといて

チャージ→終了を繰り返す
相手が鬼面でドローした分だけ自分にも
余裕があって引いていたかブーストによる
山の消費を相手のドローのおかげで行える感じです。

相手にアントワネットを立てられてから強制攻撃の
呪文を唱えられてはどうしようもないので
まずは相手の呪文を止めるためにデルフィンや
クイーンを立てることをとにかく優先しました。
これで取り敢えず自分の意思と関係なくカウンターを
喰らう事は無くなりましたが、この時はループも
無く嫌でも殴り勝つゲーム(だったはず)。
1個止めただけでこのあともLOを待つことになります。

ここで相手がマッドネスを溜め込むプレイを
続けるならこの後キングを出してサンフィスト以外の
マッドネスを出せなくした状態でひたすらに
除去に回ってました。出してきても同じですが。

後は相手のアントワネットが殴るパターンを
NSかブロッカーで消していく作業です。
キリコだと分かりませんが単純なコントロール
使ってたならここら辺はやりやすかったと思います。
多分キリコでもオロチを出したりして除去したり
相手ターン中にキリコをループしてハンデス
続けたりで何とかなりそうなのでやはりこの
レギュでのオロチはかなり採用候補としては
重要なものなのではないでしょうか。

マッチだとこの戦法が相手にばれるので
相手もチャージ→終了を繰り返して
展開をしながらバイケン+サンフィストを貯めて
常に殴ってくるような形になってしまうので
泥試合がそこから始まりますが1本なら
大分有利に試合を運べるような気もします。

■最後に

越後CSではブレイクの裁定が現在のままなので
Bロマノフに対しても少しだけ楽になったり
Mロマノフ相手にも充分逆転出来たりと
Kashinさんのドロマー以外には充分戦えると
考えて使用候補として考えましたが
皆ヒャックメー相手へのプレイングを知っていたら
ボッコボコにされる未来しか無かったので
結局没になって記事にすることにしました。

とは言ってもマッドネス側もそのプレイを見越して
動いていけばどうしようもないということは
絶対に無いと思うので、対策せず殴ってくる
相手に対しては勝ちが取れそうな気もします。

今ではビートジョッキーで赤い小型ヒャックメーが
登場してしまったり、ループされたりしてしまって
殆ど見ることの出来ないデッキタイプなので
ぜひこの機会に使ってみてはどうでしょうか。